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  • クワンソウとは

    「クワンソウ」って聞いたことがありますか?これは沖縄原産の植物です。これを使ったクワンソウ茶が睡眠効果があるとして密かな話題になっています。ドモホルンリンクルも製品開発に乗り出し、今や全国の企業が契約のために沖縄に足を運んでいるそうです。





    クワンソウ




    こうやってみると、クワンソウ畑ってとっても綺麗ですねぇ。

    クワンソウ:ユリ目ユリ科ワスレグサ属の多年生単子葉植物
    和名:アキノワスレグサ、トキワカンゾウ
    分布:沖縄を中心とした南西諸島


    クワンソウは沖縄で自生する植物のことで、ワスレグサの一種です。忘れ草は、花が開いて1日で花が閉じると言われているため、英語では”Day lily”と呼ばれています。8月半ばから、11月ごろにかけて花が開くのですが、前述したとおり、わずかな時間しか開かない花なので、クワンソウの生花はとってもとっても貴重なものになります。

    ワスレグサ属のことを、中国語で「萱草(カンゾウ)」と読み、沖縄の人が「カ」を「クヮ」と読んだことで、今の「クワンソウ」になったと言われています。ちなみに生薬の「甘草(カンゾウ)」とは全く別物なので、混同しないようにしましょう。

    ワスレグサの仲間であるアキノワスレグサは、日本だと主に九州南部以南で育ちます。花はノカンゾウに似ています。

    日本でも和歌では、夏の季語になり、悲しいことや忘れたいことがあった心境を表す言葉として詠まれています。

    クワンソウは、別名「眠り草」と呼ばれ、眠れないときにクワンソウを食べると熟睡できると伝えられており、最近ではクワンソウの持つ「睡眠に対する効果」が注目されています。

    現在は、クワンソウの研究が早急に進められており、現時点で睡眠効果があると証明されています。(2018/3現在)


    沖縄伝統産物に指定




    沖縄県ではクワンソウは、伝統的に食されてきた地域固有の野菜として知られており、近年 「おきなわ伝統的農産物」に指定されました。ちなみに9月13日はクワンソウの日にしてされています。

    クワンソウの歴史は長く、古くは琉球王朝の時代から食べられていたことが確認されています。

    交易が盛んな頃、外国からきた方への最高のおもてなしとして、クワンソウが料理に並んだそうです。また、沖縄の一般家庭でも庭先にクワンソウが植えられており、それを食べたり飲んだりすると寝つきが良いとされ、古くから愛されています。


    クワンソウの食用としての関わり



    画像:https://recipe.rakuten.co.jp/

    若葉は、おひたしにして酢味噌などで食べます。花の部分はコリコリ、茎の部分はシャキシャキしていて、おかずや、おつまみとして美味しく食べることができます。



    画像:https://recipe.rakuten.co.jp/
    中華料理にも使用され、クワンソウの花のつぼみの乾燥品を用いて、水で戻して、スープの具にすることが多いです。



    沖縄県では、不眠や精神安定に効果があるとして、クワンソウ茶や、クワンソウを用いたサプリメントが研究、販売され始めています。

    ここに目をつけた企業の一つがドモホルンリンクルです。クワンソウは、眠りの質を高め、疲れを取り除く効果があることがわかったために、クワンソウを使った製品を販売しようと、多くの企業が沖縄に足を運び、契約などを進めているようです。


    クワンソウ=眠り草




    沖縄ではクワンソウを別名「眠り草」という意味の「ニーブイグサ」という名前で呼ばれています。

    同志社女子大学と大阪バイオサイエンス研究所によって、クワンソウには睡眠に関係がある「オキシピナタニン」という特殊なアミノ酸が極めて多量に含まれていることが発見されました。昔から、クワンソウには眠り効果があると言われていましたが、「オキシピナタニン」という眠り成分が発見されたことで、「クワンソウには睡眠効果がある」という仮説に説得力が増しています。


    オキシピナタニンの効果を実験



    オキシピナタニンの効果を実証するためにマウス実験が行われました。オキシピナタニンの粉末を餌に混ぜてマウスに食べさせると、食べていないマウスよりも起きている時間が40分減り、ノンレム睡眠(深い眠り)が40分増えたという結果が出ています。

    さらにオキシピナタニンには、心身をリラックスさせる鎮静効果があり、リラックスできるために、自然な睡眠を誘発する効果があることが明らかになったのです。


    ストレスを抑える


    オキシピナタニンの効果により、ストレスの軽減にも効果を発揮します。自律神経の働きを正常に保つ手助けをしてくれる作用があるためです。

    イライラしやすい方、落ち込みやすい方にもクワンソウが効果がありそうです。


    そのほかにも


    クワンソウに含まれるアスパラギン酸やリジンには、疲労回復効果や新陳代謝を良くする作用があります。他にも利尿作用やコレステロールを下げるといった健康維持の効果も確認されています。


    クワンソウに副作用なし






    「睡眠効果のあるもの」と聞くと、「どうせ副作用もあるんじゃない?」と思ってしまいますよね。

    過去に、ある研究機関が2010年から2013年までの間に1000人以上の人にオキシピナタニンを服用させるという人体実験を行なっています。

    この実験でわかったことが、オキシピナタニンから、副作用や依存性は確認されていないということです。

    1000人に実験を行い、副作用が出た人は0人です!

    これにより安全性が高く、副作用もまったく無いということが認められたため、オキシピナタニンは様々な睡眠サプリの主成分として配合されるようになっています。

    まだ謎多きオキシピナタニン




    画像:http://kurei-okinawa.jp/

    オキシピナタニンですが、実はまだまだ分からない部分が多いのが現状です。言い換えれば「オキシピナタニンはなぜか効果がある」レベル

    オキシピナタニンは「食べた時のみ効果が現れる」ということがわかっています。この成分を手術や注射などで直接体内に入れても効果が無いということです。

    体内に取り込んだら、必ずどこかで吸収されるはずなのですが、現段階では胃・腸・肝臓のどこからも吸収されていないそうです。これって逆に言えば胃や腸、肝臓が悪い人でも負担をかけずに服用できるということですよね。過剰摂取をしたとしても問題なく、安全であるということです。

    さらに先ほどのマウス実験のあというのもどうかと思いますが、じつは予想よりも睡眠改善効果は高くないと言われています。

    どうやらオキシピナタニンを摂取すると、まず血管が大きくなります。血管が大きくなれば、体の熱が放出されやすくなります。熱が放出されるということは、少しずつ体の熱が下がっていくので、冬眠するクマのように眠たくなっていくというわけです。

    よって、オキシピナタニンの正確な効果は「体がゆっくりリラックスしていき、次第に眠りに落ちていく」ことになります。

    現段階では、この程度しかわかっていません。現在も研究が進められており、今後様々な効果が見えてくることでしょう。


    クワンソウは睡眠の質を高める



    昔から眠り草として、人々に親しまれてきたクワンソウ。

    最近の研究から、クワンソウを食べたり、成分をお茶などにして飲む事で、熟睡を促し、持続させ、睡眠途中の目覚めが抑えられるということがわかってきています。

    美容や健康に興味ある方ならわかるとおり、質のよい睡眠は、身体の細胞の修復を早め、活性化し、若くてみずみずしいお肌の生まれ変わりを促進させ、結果的に健康や美容に良い効果をもたらします。


    沖縄まで買いに行けない!




    「クワンソウ茶を飲んでみたい!」と思っても、そのために沖縄まで足を運ぶというのも、急には難しいですよね。

    ご安心ください。すでに楽天市場のネット通販では販売が開始されており、日本にいればどこでも購入が可能です。



    こちらは、沖縄の企業が販売するクワンソウ茶です。100%沖縄産の無農薬製品です。

    クワンソウ茶は紅茶と麦茶の間のような味で、スッキリしていて飲みやすいのが特徴。お値段お手頃です。普段飲まれるお茶に変えてみませんか?それだけで良好な睡眠の効果に期待できます。

    また、お茶としてではなく、サプリメントもすでに販売が開始されています。



    こちらもお手頃価格。1ヶ月分およそ800円でクワンソウの効果を、長く実感できます!


    追伸


    クワンソウの注目度は日に日に増しています。なぜならストレス社会の睡眠不足大国と呼ばれる日本においてクワンソウは、睡眠薬を使わずして、快眠熟睡効果が得られる研究結果が出ているためです。

    今後多くのクワンソウ商品が出てくることでしょう。いち早くクワンソウを取り入れた生活を始めてみませんか?


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